2011/01/20

古いWindowsXPをファックスサーバとして使う

すでに確定申告関連の書類を持ってきてくれたクライアントさんがいる。んふふ・・・今年も忙しい時期が始まった模様。すでにパソコンのまわりは資料に溢れ、身動きもままならない状況になっている。スイッチを入れ替えて頑張らんとね。


張り付けた写真の左上部に半分ほど映っているファックスが、そろそろ寿命が近そうな気配。こちらから送信すると黒く潰れて判読が困難な状態になっているみたい。マニュアルを引っ張り出して掃除をしてみたのだが、コピーして試すも回復の気配がない。


おまけにウチで使ってるファックスは普通紙ではなくまだ感熱紙タイプ。業務用のでかいダンボール2つ分も感熱紙のロールの在庫があるのでできれば、コレを使い続けたい・・・。 幸い受信した書類の感度は良好なので、ネックになるのはファクシミリの送信だけなんだよね。


まずはメインマシンのUbuntuでFAX送信をカバーすることを念頭にいろいろとぐぐってみたのだが、USB外付けモデムが必要になるみたい。こんなご時世だからできれば費用をかけずに済ませたい。


あれこれ考えたわりには、比較的スムーズに解決した。
そんなワケで、ここに記録を残しておこうと思うので「ウチもファックスが壊れた」なんてあなたに一読願いたい。


近頃のパソコンだと用意されていないのだが、ちょっと古いパソコンを見ると電話コードをそのまま挿すことができるアナログポートがあった。家にそんなパソコンが転がっていたならば超ラッキー!そいつがFAXサーバに化けるぞ。


では材料の確認
Windowsパソコン(モデム内蔵)

・・・あっ、コレだけだった。
次はこちらのページを参考にFAXサービスを設定するだけだ。

なんつってもオフィシャルな解説。ものの5分程度で作業は完了するはず。ウチの場合、光回線の他にアナログ回線を1本引いているので、自宅のみでテストが可能だった(アナログ回線から光回線へFAXを送った)が、友人宅へでも送付して確認してみればコトは足りるはずだ。


送付するFAXを手描きで作成できないというジレンマは残るが、よく考えりゃパソコンで作ったほうがよっぽど速くてキレイになるんだから問題ないか。


送受信ができるFAXサーバを構築する際も、上記のオフィシャルの解説にそって作業すれば問題なく設定ができるはず。紙を節約するのも古いパソコンをそのまま活用するのも立派なエコ。ぜひトライしてみてくれ。