2011/06/27

UbuntuのFirefox 5 をカスタマイズしてみよう

UbuntuのFirefoxがVer.4からVer.5へとアップデートした。
メニューが英語表記に戻ったのはべつにいいとしても、アップデートに伴ってGoogleツールバーが使えなくなったのは正直ショックだったりする。検索の際にどんだけGoogleツールバーに依存していたかってことが身にしみてわかったょ。


これからFirefoxのアップデートサイクルが加速するってことなので、どれだけのアドオンが対応してついてくるのかはわからない。そんなわけで手動でFirefoxをカスタマイズする方法を残しておくことにする。自分のメモとして残すのが本来の目的だったりするのだが、どこかの誰かのお役に立てれば・・・。


まずは英語表記になっちゃったメニュー周りを日本語化してみよう。

モジラのサイトにアクセスして、日本語ランゲージ・エクステンションをアドオンとして加えれば日本語に戻すことができる。

http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/releases/5.0/

使っているシステム環境に合わせてディレクトリーを降りていき、エクステンションをさがそう。ちなみにヲイラの場合は”ex:linux-i686/ ⇒ xpi ⇒ ja.xpi”だった。

お目当てのエクステンションがみつかったらダブルクリックでインストールができるはずだ。

Firefoxの検索窓でYouTube動画を検索できるようにしよう。

ここからはコマンド作業になる。
 Ubuntuのバージョンが上がったせいか他に要因があるのかは不明だが、xml関連の格納場所が以前とは変更されていた。お使いのシステムに合わせて読み替えて欲しい。ちなみにここでは何してるかっつーと、youtube.xmlというファイルをつくり、Firefoxの検索窓からYouTube動画を検索できるようにしているところだ。
ではログをどーぞ。

wotaku@hoge:~$ cd /usr/lib/firefox-addons/
wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons$ ls
extensions  plugins  searchplugins
wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons$ cd searchplugins
wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons/searchplugins$ ls
common  en-US
wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons/searchplugins$ cd en-US
wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons/searchplugins/en-US$ ls
amazondotcom.xml  bing.xml  eBay.xml  google.xml  wikipedia.xml  yahoo.xml
wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons/searchplugins/en-US$ sudo ln bing.xml youtube.xml
[sudo] password for user:
wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons/searchplugins/en-US$ ls
amazondotcom.xml  eBay.xml    wikipedia.xml  youtube.xml
bing.xml          google.xml  yahoo.xml
wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons/searchplugins/en-US$ sudo gedit youtube.xml

geditで”youtube.xml”を変更(変更結果は以下に表示する)


wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons/searchplugins/en-US$ cat youtube.xml


wotaku@hoge:/usr/lib/firefox-addons/searchplugins/en-US$ exit


再確認してみると”bing”の痕跡が残っちゃってるけれど別にいいや。ファビコン(アイコン?)もべつにいぢっていないにも関わらずYouTubeになっていたのは、ちょっと驚いた。


日本語化にしても検索窓のカスタマイズにしても、きっともっとスマートな変更方法はあるんだろうと思う。


でもコレがヲイラなりのスタイル。
ツールに頼らずにどんどん使い勝手を良くしていきたいならチャレンジしてみてくれ。

2011/06/22

Ubuntu 11.04でCPUの温度管理

 暑い・・・梅雨の晴れ間は嬉しいはずなのだが、正午を過ぎて30度を突破。こんなに気温が上がっちゃうとやっぱりキツいよね。


人間サマでもキツいんだから精密機械であるパソコンはもっと過酷な環境だったりするはず。Ubuntu 11.04にしてから初めての酷暑でもあるし、いっちょCPUの温度でも管理してみようとユーティリティを探してみたところPsensorがヒット。


 インストール手順はググればみつかるはず。
端末からコマンドを打ち込みつつ何度かリブートを繰り返すと使えるようになる。特に自作PCを使い倒しているならば、是非インスコしておいていただきたいアイテムだ。


サムネイルをご覧いただければわかるとおり、50度を超えていたのですかさずエアコンのスイッチを入れた。ヲイラは冷房の風にあまり強くないため設定室温は28度。それでもCPUの温度はギュンと下がったので一安心できた。



グラフの推移を視認しつついろいろと作業をしてみているのだが、動画編集をしてみると温度はグンと跳ね上がる。やっぱり受ける負荷は相当なもんなんだね。貼りつけた動画はUbuntuサーバが走るiMacとiBookを起動してメンテナンスとバックアップ作業を始めるところ。あれこれアプリをとっかえひっかえしながら動画をいじってみたのだが、OpenShotが使いやすい。


動画編集について書かれた本をいくつか手にとってみたのだが、作業は大きく分けて次の4つに分類できる。
・映像や音声の取り込み
・トリミング
・シーン同士をつなげる
・書き出し

モノの本によると「まずは使うアプリに慣れるのが大切」なんてことが書かれているが、大切なのは”所詮は道具だ”ということだと思う。目的が動画編集であって、”アプリを使いこなすのは過程”なんだよね。重点を置くべき箇所は自ずと見えてくるはずだ。


そんな訳でヲイラのイチオシは取り込みから書き出しまでシンプルにできちゃうOpenShot。インストールは済んでるけれど、まだ使ってないアプリもあるのであくまでも現時点でのイチバンってことでご了承いただきたい。


しばらくの間ちょっとした繁忙期に入ってしまうため、「Ubuntu11.04で動画編集シリーズ」はちょっとだけお休みの予定。まぁ、忘れなかったら復活するので楽しみに待っていてくれ。

2011/06/12

Ubuntu 11.04で動画編集その3 Livesでトリミング

 テンパイはかなり前からしてるんだけど、予想通りの流局。でもみんな下家から鳴いてるからパオなんぢゃ・・・?
んっ?アレって役満確定させる鳴きだから違うんだっけ?


 というワケでゲームながらもかなりドキドキさせられる展開だったりして面白いやね。



 さて、すっかりツカミはOKみたいだから動画編集イッテみっか。前回(5月30日アップ分)からのつづきとなるLivesだ。
まず作成する動画の元を読み込むと左のサムネイルのような画面になるので、この素材のトリミングを済ませる。



この手順で読み込み→トリミング→次を読み込み→トリミング・・・を繰り返し、おもむろにマルチトラックモードに切り替えると、右に貼り付けた画面になる。ここではじめてタイムラインの登場となる訳だ。

最後に編集したサンプル動画をアップするけど、Livesは意外と重い。うちの自作パソコン、スペック的にはそんなに低くはないと思うのだが、SDムービーで撮った動画を編集していると稀に止まる。


ぶっちゃけLivesじゃないと・・・というこだわりもないので、このアプリをメインに据える必要がないのなら問題ないかも。


”ムービーの撮り方”みたいな本をいくつか読んでみると、手ブレの原因は動画撮影の開始時と終了時に発生しやすいとか。つまり録画開始と録画終了のボタン操作でブレるらしい。だからその開始時・終了時をまず素材を読み込んだ時点でカットするような画面構成になってるってのは、Livesはかなり考えられてるのかもしれない。


軽いデータのケータイムービーで撮影した動画で、まずはLivesってどんなもんなのか試してみるといい。




前回は赤ん坊だった頃の娘だったので、本日は今日の様子をお伝えしよう。
やけに熱心に読んでるなと、そ〜っと近づいてみたところ”嵐”について調べてた・・・やっぱ女の子なんだねぇ。

2011/06/03

イボつきにしてみました・・・(^^ ;)

座っている時間が長い生活をしていると早く死んじまうよという記事を読んだ。
そんなこと言われても社会人になってからかれこれ20数年ずーっとデスクワークのヲイラ。いまさらどーすりゃいいの?と考えていたとき、椅子をバランスボールに代えるとダイエットにもいいらしいと書かれている本をたまたま読んだ。


 バランスボールならひとつあるので、この情報に喰いついてみた。早速イスの代替えとして導入。バランスボールのサイズがちょっと小さいのでイスの代替えにはキツいかなと思われたのだが、キーボードを置いて使っているテーブルは自在に高さを変更できるタイプなのでとりたてて問題なし。


さらにバランスボールについての情報を調べてみたら、座った時の膝の角度で適正サイズってのがあるらしいことが判明。どうやらもう1サイズ大きなボールがいいらしい・・・。というので早速楽●ショッピングのポイントを発動! そんで、さきほど届いたのがコレ→





決してこの動画の影響でイボ付きを選んだわけではないので、念の為。



早速、開封をして付属の空気入れでひたすら膨らます。
チャチな空気入れのため、意外とコレが重労働・・・ってかダイエット目的ならこっちの方が効果がありそうな気配すら感じた。


ひたすら単純作業を繰り返すこと数分。ようやく膨らんだところに、タイミングを見計らったように嫁さん登場!文字通り”一番乗り”をされる・・・なんだか悔しい。




ようやくイスとしての役目を担うため、パソコンルームへと移動。
写真左が先程まで座っていたバランスボールで使用前・使用後を表現してみた。



どうだ?ちったぁコレで寿命も伸びるのか? 

次回は脱線せずに動画編集特集に戻るつもりなので、お楽しみに!